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2021.6.3
毎年6月はプライド月間(Pride Month)です。


毎年6月は(Pride Month)です。

 

これは、アメリカ・ニューヨーク市で起きた「ストーンウォールの反乱」が1969年6月に起きたことに由来しています。

 

ストーンウォールの反乱は、社会的に性的マイノリティの権利が認められていなかったばかりか迫害の対象であった時代に起きた、警察によるゲイバーへの恣意的な踏み込み捜査に対する激しい抵抗運動、及びその後の性的マイノリティの解放運動をいいます。

 

ストーンウォールの反乱については、近年、さまざまな観点から評価ないし批判されているものの、当時の性的マイノリティたちには、今日では計り知れないほどの苦労と困難があったこと自体は間違いなく、そのような時代に、権力に対して立ち向かった人々の勇気と行動には、敬服の念に堪えません。

 

日本では、同性パートナーシップ制度を設ける自治体が全国で100を超え、また、東京都においても小池都知事が「都としての制度の検討を進める」と表明するなど、性的マイノリティの権利獲得に向けた兆しはあるものの、同性婚の法制化や差別禁止の法制化もままならず、性的マイノリティの理解増進を目的とした法律が今国会提出を断念されるなど、当事者にとっては、未だ越えるべき壁がたくさんある状況には変わりありません。

 

プライド月間にあたり、差別的取扱いには断固として反対し、性的マイノリティにとってより良い社会を実現するのだと、あらためて心に刻み、これからも職務を全うしていきたいと思います。

 

 

参照

「パートナーシップ制度」導入が100自治体に 性的少数者の支援に広がり(東京新聞)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/95171

 

同性パートナーシップ制度、東京都も導入検討 知事「国民の理解広がってきている」(東京新聞)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/108181

 

自民、LGBT法案の提出断念 今国会で日程確保できず(朝日新聞)

https://www.asahi.com/articles/ASP5X53J1P5XUTFK00Y.html


投稿日時:2021年6月3日